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ルネサンスからバロックへ美の饗宴。ボルゲーゼ美術館展招待状プレゼント!

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ボルゲーゼ美術館蔵・
サンドロ・ボティチェリ(本名:アレッサンドロ・フィリペーピ)とその弟子たち作

<聖母子、洗礼者ヨハネと天使> 1488年頃制作

ボルゲーゼ美術館は、ローマ市北東部ピンチアーナ門の北側に拡がる広大なボルゲーゼ公園の中に建っています。名門貴族ボルゲーゼ家歴代のコレクションで知られていて、ルネサンス・バロック美術の宝庫と呼ばれています。

400年以上も前の作品でありながら、絵から受けるオーラは、見る者を釘付けにします。

 

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ボルゲーゼ美術館蔵 カラヴァッジョ(本名:ミケランジェロ・メリージ)作 

<洗礼者ヨハネ> 1609年~1610年制作

38歳で没したイタリア絵画最大の巨匠の一人 カラヴァッジョの最晩年の作品です。

 
口論の末に殺人を犯し逃避行の中で描かれた作品で、恩赦のとりなしを期待して、シピオーネ枢機卿に贈られる予定だったと云われています。しかし、枢機卿がこの絵を手にしたのは、カラヴァッジョがこの世を去った後という非常にドラマティックな背景があります。ただ、この絵からは純粋で崇高な思いが伝わってきます。
キャンパスに向かっている時の画家の心の内はいかばかりかでしょうか。

ボルゲーゼ美術館展は上野にあります東京都美術館で開催されています。今回、その多くの展示品が日本初公開です。また、この展覧会を最後に東京都美術館は約2年の大規模改修に入るということです。4月4日(日)まで開催されています貴重な展覧会の5組10名様にご招待券をご用意させていただきました。ご希望の方は、cwl@fm767.com まで、お名前、年齢、ご住所、電話番号、をお書きの上、ご応募ください。当選は発送をもってかえさせていただきますのでご了承ください。

さて、最後にご紹介するのは、盛期ルネサンスを代表する画家ラファエロが23歳頃に描いた作品です。澄み切ったまなざしといい気品溢れるたたずまいといい、ラファエロという画家の力量があますことなく表現されています。

 ボルゲーゼ
゙美術館蔵 ラファエロ・サンツィオ作 <一角獣を抱く貴婦人>1506年頃制作 

②ラファエロ・サンツィオ.jpg