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神秘・ロマン・幻想…ベルギー幻想美術館ご招待券プレゼント
2009年10月11日
19世紀後半から20世紀前半にかけてのベルギーは、植民地からの冨によって産業革命が加速し、飛躍的な発展を遂げました。それは、芸術の世界にも及び、多くの優れた芸術家を輩出しました。
クノップフ、デルヴォー、マグリット、アンソール、ロップス…。
リベラルな若い実業家たちは彼らの生み出す新しい芸術を支えました。
「新しい芸術」
象徴主義・シュレアリスム・表現主義・薔薇十字会・二十人会・コブラ
なんだか神秘的な名称ですよね。この時代に最も強いメッセージを放っていたのは、こうした内向的な芸術家たちの作品群です。
つまり【ベルギー幻想美術】です
フェルナン・クノップフ <ヴェネッチィアの思い出>1901年頃の作品で姫路市立美術館蔵です。
パステル、鉛筆、紙で描かれています。
ベルギー幻想美術に登場するのは、女性。圧倒的な存在感です。
時には中世的に、時には夢見がちに、時には魔女に、時にはエロティックに、女神であり、母であり、妻であり…。作家も、テーマも、手法も、素材も違いながら、作品が醸し出す雰囲気は似ていて、不思議な、神秘的な世界に身をゆだねている感覚になります☆
フェリシアン・ロップス <スフィンクス>1884年の作品 姫路市立美術館蔵
エリオグラヴュール・紙で描かれています。
よくみるとスフィンクスの上に裸婦が横たわっています。ロップスは、ボードレールなどの文学者との交流から、退廃的でエロティックな作品が多くあります。本の挿絵が多いので、小品ですが、眺めていると想像力をかき立てられ、物語の中に迷い込んだような錯覚を起こします。
東京・渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで、10月25日(日)まで開催しています。
この美術館展のご招待券を10組20名様にプレゼントします。
ご希望の方は、お名前・ご住所・お電話をお書きの上、info@fm767.com にご応募ください。