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シャガールとロシア前衛芸術の巨星たちの競演。ここに実現!!
2010年9月7日
ワリシー・カンディンスキー《アフティルカ 赤い教会の風景》1919年
cCollection Centre Pompidou,Dist.RMN/Georges Meguerditchian
カジミール・マレーヴィチに基づく《ゴタ》1923年(原作)/1989年(複製)
cCollection Centre Pompidou,Dist.RMN/Jacquest Faujour
この2点は、ともにロシアの前衛芸術家の作品です。
さて、皆さんはパリに行かれたことはありますか?あるいは行ってみたいという人も少なくないのではないでしょうか。私は後者になるのですが、パリに行きたい大きな理由に美術館めぐりがあります。パリには、大きな美術館が3つあります。「ルーブル美術館」と「オルセー美術館」と、この「ポンピドーセンター」です。
「ルーブル美術館」は、古代から17世紀、18世紀の美術品が収蔵されています。駅舎を改造した「オルセー美術館」は、19世紀の美術品が特徴です。そして、「ポンピドーセンター」は、正式名称を「ジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター」と言って近代美術品を収蔵しています。
パリって本当に名実ともに〝芸術の都〟なんですね。
さて、このポンピドーセンターは、「シャガールのシャガール」ともいえる充実したコレクションを誇っています。「マルク・シャガール」鮮やかな色彩と独特の構図からなる幻想的な作風で知られています。
私も好きな作家で、学生のころタペストリーを作ったら、「シャガールみたいだね」と先生に言われて、とてもうれしかったことを今でも覚えています。
フランスで活躍していましたから、旧ロシア帝国のヴィテブスク(現ベラルーシ共和国)の生まれだとはびっくりしました。23歳でロシアからパリに移ったシャガールが、ロシアの作家の作品と並んで展示されることを望んでいたのもうなずけます。
シャガールの人生とともに描かれた初期から晩年までの代表作品とロシア前衛美術の旗手、ゴンチャローワ、ラリオーノフの重要作品を日本で始めて展示します。
では、どこで?その場所は、この時期は藝祭で盛り上がる、上野の東京藝術大学大学美術館です。
「シャガール ロシア・アバンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛」は、10月11日(月)まで開催されています。
フラワーラジオでは、ご招待券を10組20名様にご用意しております。
お名前・ご住所・お電話番号をお書きいただき、cwl@fm767.com
までご応募ください。(当選は発送をもって替えさせていただきます)
実時代では実現することのなかった夢の競演にあなたも酔いしれて見ませんか?
Life is Art 伊藤 恵