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えふえむ・エヌ・ワン

野々市市

24時間

幻想的な「雪だるままつり2009」~白山麓で2月6、13の両日~

 石川県白山市の桑島、白峰地区は白山麓にあり、日本有数の豪雪地帯です。これらの町の夜の街並みで、恒例の「雪だるままつり」が行われます。通りには、雪だるまにロウソクの明かりが灯され、幻想的な雰囲気が漂い、店なども並びます。日程と問い合わせ先は次の通りです。

2月6日(金)午後5時~9時  桑島雪だるままつり(桑島地区一帯)

2月13日(金)午後5時~9時 白峰雪だるままつり(白峰地区一帯)

問い合わせ先・雪だるま2009実行委員会(電話076・259・2011)

これがサイマル放送の真骨頂

 FM-N1で10年間続くリクエスト番組「ブロークン・タイムマシン」(日曜18:00~19:00)があります。オールディーズを基調としたもので、これまでのリクエスト総数7,315曲、タイトル数2,763曲(1月18日現在)を数えています。
 1月11日の放送で、横浜在住の方からリクエストがありました。
 以前、転勤で金沢市に勤務していた時、ブロークン・タイムマシンと出会い、転勤後も涙ぐましい(?)努力を重ねて番組を聴いていただけたそうです。それが、サイマル放送の開始を知り、今ではパソコンで楽々と楽しんでいるそうです。
 これぞ、サイマル放送の真骨頂ではないか、と感動さえ覚えました。一度、出会った方との縁が切れない。出力20Wの壁を破った新しいメディアの出現です。
 パーソナリティのロイ・キヨタさんの下に、この話を聞き知った全国の旧友たち7人から(遠くはドイツ・デュッセルドルフ)メールや電話があったそうです。「もっと、しっかりレコードを探せ」という注文だったそうです。
 それでもサイマル放送、便利ですね。
 PS
 10年間のリクエスト・ランキング1位は洋楽がロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」、邦楽が村下孝蔵の「初恋」だったそうです。

伝統工芸が息づく第21回いしかわ県民陶芸展、17日から

 各種の伝統工芸が息づく石川県。心と生活に活力を生み出そうと、一般、生徒児童が制作した第21回いしかわ県民陶芸展が17日(土)から開催されます。

  • 日時 1月17日(土)~同25日(日)
  • 場所 石川県金沢市片町2-2-5ラブロ片町7F「アートシアターいしかわ」
  • 入場料 無料
  • 問い合わせ (財)石川県文教会館Tel 076-262-7311

引退したギタリスト井上堯之さんの特集を16日と23日に

 ギタリストの井上堯之さん(元スパイダース)が7日、引退を表明した。FM-N1とも縁があり、開局10年目の年に、記念番組となる「1949年のボレロ~金沢アメリカ文化センター小史・占領と交流の日々」のエンディング・テーマ曲を、井上さんの「朝に祈る」に決めた。
 CDでの発売がされていなかったため、録音はFM-N1のスタジオで行ったが、本来ならツイン・ギターの曲を多重録音で乗り切ったことが、今では懐かしい想い出である。お陰で同番組は放送文化基金賞のラジオ優秀賞を受賞することが出来た。
 FM-N1では感謝の気持を込めて、2週間にわたって特集を放送する。番組は、60~70年代のGSやバンド音楽を紹介している「エレキにしびれて」です。
 ■「エレキにしびれて」
   放送日 1月16日(金)13:00~13:30 再放送 1月17日(土)8:30~9:00
           1月23日(金)同上                1月24日(土)同上 
                   

野々市町で、ピアノの名器「ベーゼンドルファー」を弾くコンサート

 野々市町の町文化会館フォルテに、ピアノの名器「ベーゼンドルファー」がコンサート用として置かれています。世界三大メーカーの一つのベーゼンドルファー社製で、その中でも最上位機種である「モデル290インペリアル」です。それも、響板には20世紀の名指揮者であるレナード・バーンスタインのサインがある貴重なピアノです。
 このベーゼンドルファーを、公募で選ばれた町内の小学生・高校生が弾く演奏会が開催されます。
 若いピアニストが奏でる響きを、あなたもお聴きにきませんか。
■「ベーゼンドルファー」を弾くコンサート
  日時 1月17日(土)14:00開演(開場は13:30)
  会場 野々市町文化会館フォルテ大ホール
  料金 入場無料(整理券配布場所 同文化会館、町情報交流館カメリア)
  ゲスト・ピアニスト 堺洋子さん(野々市町在住)
  後援 FM-N1
  問合せ先 野々市町情報交流館カメリア Tel076-227-6200

「CAN YOU CELEBRATE?」に始まり「月光仮面」で終わった著作権・開局特番

 FM-N1の開局特番「歌は誰のもの?」が無事終わりました。今年はサイマル放送を始めた記念すべき年であったため、著作権問題に的を絞った企画にしました。
 というのも、サイマル放送の開始と同時に、レコード協会などへ新たな著作権料の支払いが必要となるため、総じて経営規模の小さいコミュニティ放送局にとっては大きな負担となるため、著作権に対する関心が高まっていたためです。もちろん社会的にも、著作権問題が取り上げられていた時期、ということもありました。
 2時間の番組で流した音楽は12曲でした。何故、番組が終わった後では聴けもしない楽曲の話をするかというと、著作権処理の問題で、事前に演奏曲目をリスナーに予告してはいけない、との制約があるからです。
 ちなみに、12曲を紹介しておきましょう。
 ①安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」     作詞・作曲 小室哲哉
 ②土居まさる 「事故の起きた朝」               作詞・門谷憲二、作曲・浅沼勇
 ③泉谷しげる 「白雪姫の毒リンゴ」              作詞・作曲 門谷憲二
 ④佐藤公彦 「雨宿り」                                        作詞・門谷憲二、作曲・佐藤公彦
 ⑤吉田拓郎 「されど私の人生」               作詞・作曲 斉藤哲夫
 ⑥古井戸   「ポスターカラー」                 作詞・作曲 仲井戸麗市
 ⑦花頭巾   「にっぽん昔ばなし」              作詞・川内康範、作曲・北原じゅん
 ⑧青江三奈 「恍惚のブルース」                作詞・川内康範、作曲・浜口庫之助
 ⑨青江三奈 「伊勢佐木町ブルース」             作詞・川内康範、作曲・鈴木庸一
 ⑩山口百恵 「プレイバックPart2」                    作詞・阿木耀子、作曲・宇崎竜童
 ⑪布施明   「シクラメンのかほり」            作詞・作曲 小椋佳
 ⑫近藤よし子・キング子鳩会「月光仮面は誰でしょう」  作詞・川内康範、作曲・小川寛興
 番組の最初のトークは、詐欺罪で起訴された小室哲哉被告のことで、これは刑事事件であって著作権法の違反ではない。従って、一部で小室関係の楽曲を自粛する動きがあったが、これは安室奈美恵ら他の権利を侵害するもので、自粛すべきではない、との考えを述べた。
 次いで、昔あったエレック・レコードを例にして、著作権の意識が低かった時代であり、エレック所属の歌手や作詞、作曲家に著作権料が支払われていなかった、と話した。社外の斉藤哲夫さんには支払われていたことが歌手仲間に知れ渡り、会社が消滅してしまった。
 しかし、ラジオ番組がきっかけになり、楽曲の復刻盤が発売された経緯に触れた。
 最後の話題として、「おふくろさん」を巡る川内康範さんと森進一さんの確執に言及した。
 川内さんが話し合いを求めたことに対し、森さんが「歌はもう、私のものになっている」とコメントしたことが問題であり、川内さんは、森さんの理解を得られれば新しい「おふくろさん」が生まれていた可能性を指摘した。ただ、この問題は明らかに著作権法に違反しており、同法に基づいて歌唱差し止めが行われたのであって、人情論を差し挟んで論じるべきではない、との考え方を述べた。
 FM-N1では、原則として演歌は流さないので、「おふくろさん」を聴きたい森ファンの方は、紅白歌合戦を楽しむよう、お薦めもした。
 この音楽業界を代表するイベントの紅白歌合戦では、「おふくろさん」以外にも著作権に関するトラブルがあったことも紹介し、著作権意識の低さが払拭されなかった背景に触れた。
 例として、川内さんが名付け親になった青江三奈さんを取り上げ、「伊勢佐木町ブルース」のため息部分が打楽器の音に置き換えられた事実を挙げた。青江さんは当時、森さんと並び称されるハスキー・ボイスで一世を風靡したが、青江さんはジャズ、ブルース歌手であるため2曲を流した。
 この他では、かぐや姫の「神田川」の歌詞にあった「クレパス」(商品名)問題による出演拒否、山口百恵さんの「プレイバックPart2」の中の「ポルシェ」はそのまま歌われたが、問題視されていたため「真赤な車」と言い替えるのではないかという憶測が広がり、今でも、そちらの方が事実と思い込んでいるファンが多い、という罪作りな点だった。
 最後は、「歌は、著作権料を払っている一般の音楽ファンのものであり、将来にわたって、良い音楽を提供してもらうための期待料、投資であって、業界内部の利権になってはならない」と締めくくった。

元めんたんぴんのギタリスト飛田一男さん追悼「夕焼け祭り2008~最後のライブ」

 飛田一男さんの足跡を少しでも残したい、という念が胸の裡から込み上げてくる。さる9月30日に早世したギターリストの飛田さんである。ロック・コンサート「夕焼け祭り」を主宰し、最後のライブとなった夕焼け祭り2008の2週間後に、亡くなったのである。
 FM-N1が同コンサートの特別協賛してから6年が経つ。縁というものは、本当にこんなものかもしれない。ある日、飛田さんがN1スタジオを訪ねてきた。地元発のコンサートを続けるために苦労している。何とか力を貸してほしい、とのことだった。
 話を聞いていた後輩のUさんが、デスクの前にやってきて、用向きを伝えてくれた。メンバーの中に、ムッシュ・かまやつがいた。スパイダース当時からのファンだったから、詳しい話も聴かずに承諾した。これが全てであった。
 ムッシュと同様、飛田さんも大好きになった。
 年末の追悼特番は「夕焼け祭り2008最後のライブ」(31日午前10時~)を第1部として、
 引き続き第2部として、この6年間のコンサート出演者を特集する
 「夕焼け祭りを彩ったアーチスト」(~午後5時)を放送する。
 ■最後のライブの出演者は
 金子マリ、川勝陽一、木村充揮、クリスシルバースタイン、近藤房之助、斉藤ノブ、つのだ☆ひろ、夏木マリ、宮原透、ムッシュ・かまやつ
 ■夕焼け祭りを彩ったアーチスト
 中川イサト、坂田明、大西ゆかりと新世界、永井”ホトケ”隆&浅野”ブッチャー”祥之、三宅伸治、加川良withすぎの暢、鮎川誠・シーナ、高田漣、アナム&マキ、CHAR、ムッシュ・かまやつ、TWINS、ははのきまぐれ、TICK、近藤房之助、木村充揮、宮原透
 (いずれも順不同)
 また12月29日には夕焼け祭り特集として
 「ありがとう!ひろ・みんな」(午前10時15分~正午)
 「ありがとう!ムッシュ・かまやつ」(午後3時半~同4時45分)を
 翌日の30日には
 「ありがとう!あつき」(正午~午後1時)を放送する。

27日に開局特番「歌は誰のもの?」など4番組

FM-N1が開局13周年特番!
 「歌は誰のもの?」
  著作権問題がクローズ・アップされましたが、それって、どうい
  うこと?    27日11時~13時
          29日12時~14時(再)
 「ブロークン・タイムマシン・リクエスト・ランキング邦楽編」
  オールディーズのリクエスト番組が10年間の集大成。
          27日9時~10時
          30日10時~11時(再)
 「ブロークン・タイムマシン・リクエスト・ランキング洋楽編」
          27日13時~14時
          30日11時~12時(再)
 「ジュリー!色つきの男でいてくれよ」
  還暦を迎えた沢田研二。音楽人生を振り返ると、日本のロッ
  クの脈々とした一つの流れがみえてくる。
          27日16時~18時
          1日12時半~14時半(再)