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だまし絵展-招待券プレゼント~あなたもだまされてみませんか?
2009年7月1日
スコークロステル城(スウェーデン)Skokloster Castle,Sweden
この絵は、63の植物で構成されています。
ハプスブルク家に寵愛されたジュゼッペ・アンチンボルド作<ウェルトゥムヌス(ルドルフ2世)です。
初来日となるこの絵は、アンチンボルドが時の権力者ルドルフ2世に「全ての果実が熟し、全ての花が咲き誇っている時代」であるということを表現したものです。
「だまし絵」には、単に見る人を「だます」ということではなく、その技量と予言めいたテーマと話題性と様々に考えさせられるものが多いです。
「だまし絵」の原点は16世紀のヨーロッパにまで遡り、当時は究極のリアリティを突き詰めた「本物と間違えるような絵」ということだそうです。それを「トロンプルイユ」と言います。
ですから、通常の美術館展などに展示されている非常に写実的な絵も実は「トロンプルイユ」というカテゴリーに入るものがあります。
本当に間違えるわけではないですが、本物そっくりっておもしろいですよね。
そしてこの絵も広くは「だまし絵」です。
オランダ国立民族学博物館に所蔵されている 河鍋暁齋の「幽霊図」です。
これは、掛け軸の中にもう一つ掛け軸が描かれていて、そこから あたかも出てきたように 幽霊が飛び出してきています。シンプルなトリックですが、それにしても暗いところで見たら、本当に
「うらめし~」
ご紹介しきれないのが残念ですが、いろいろな視点の「だまし絵」があります。
これは、言葉ではお伝え仕切れません!百聞は一見にしかず。
8月16日(日)まで、渋谷東急本店横 Bunkamuraザ・ミュージアムで開催している
奇想の王国 だまし絵展 をぜひご覧ください。
会期中は年中無休です。しかも嬉しいことに、7月24日(金)~8月16日までは毎日夜の9時まで開館しています。(入館は閉館の30分前までにお願いします)
フラワーラジオでは、ご招待券をご用意いたしました。info@csra.fm まで,お名前、ご住所、電話番号をお書きの上、ご応募ください。当選は発送をもってかえさせていただきます。
本当に面白い展覧会ですよ♪