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白山の水に感謝する祭りが2月17日に~白山比咩神社~
2009年2月6日
石川県野々市町は、手取川扇状地のちょうど扇の要に位置します。霊峰白山から日本海に注ぐ手取川は、広大な扇状地を形成し、古代から一帯を屈指の米どころに育てました。白山をご神体とするのが白山比咩(しらやまひめ)神社です。地元では「白山(しらやま)さん」と呼び親しまれるこの神社は、全国に広がるおよそ三千社の白山神社と白山信仰の総社です。この白山さんで、毎年2月17日に「白山水系水利祈願祭」が行われています。手取川が農作物に恩恵を与えるばかりではなく、白山の豊富な伏流水は「白山菊酒」として全国に知られる銘酒を育みました。こうした水の恵みに感謝する祈願祭は、全国に12万社あると言われる神社の中でも極めて珍しい行事です。朝10時から周辺の首長や農業関係者などが参列して厳かにとり行われます。詳しい問い合わせは同神社(電話076・272・0680)まで。