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90点すべて日本初公開!ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展♪

スイス北部の小都市ヴィンタートゥールは、資産家たちが数多くの美術品を集めた優れた文化都市であり、人口10万ほどの都市にもか関わらず、質の高い美術コレクションを持つ3つの美術館を有しているそうです。なんともうらやましい話です。なかでもヴィンタートゥール美術館は、バーゼル、チューリヒ、ベルンの各美術館に次ぐスイス第4の規模を誇る近代美術のコレクションを擁しています。

 

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アンリ・ルソー 《赤ん坊のお祝い!》1903年 油彩、カンヴァス

アンリ・ルソーの絵は、ジャングルの原生林をダイナミックに表現した絵が多いですが、この絵は、

ルソーの独特のタッチでありながら、とてもかわいらしく、ルソーの別の一面をみたような気がします。

 
 

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           パウル・クレー《水脈占い師のいる風景》1923年 縁取りと下部帯状部分は水彩と    

           ペン、厚紙の上にチョークで下塗りをした紙

パウル・クレーらしい一枚ですよね。やさしい色使い、幻想的な表現、クレーの絵を眺めていると自然と物語が浮かんできます。

            オーギュスト・ロダン 《グスタフ・マーラー》 1909年 ブロンズ

「考える人」でどなたでも知っているロダンですが、たくさんの”時の人〟の彫像を残しています。この彫像は、大作曲家マーラーです。マーラーの内面までも映し出されています。音楽好きの方にもたまらない作品ではないでしょうか。

 

     フィンセント・ファン・ゴッホ 《郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン》1888年 油彩・カンヴァス

ゴッホ郵便配達.jpg

ゴッホの「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」は有名な作品ですが、日本初公開なんですね。この作品を見るためだけでも貴重な機会という人は多いのではないでしょうか。

それにしても、10万人の人口の地方都市、フラワーラジオがある鴻巣市が12万人ですから、その規模は決して大きくはありません。それなのにこれほどの作家、作品が収集されているとは、驚きを超えるとともに、なんだかとっても元気つけられます。

今回は、国際的な顔ぶれによる絵画・彫刻の名品とともにスイス作家の名品も登場します。あまり目にする機会がないので楽しみですね。

この魅力的な美術館展は、

10月11日(月・祝)まで、世田谷の砧公園にある世田谷美術館で開催されています。

      http://www.setagayaartmuseum.or.jp

フラワーラジオでは、10組20名様にご招待券をご用意いたしました。

ご希望の方は、ご住所・お名前・お電話番号・年齢をお書きの上、cwl@fm767.com  までご応募ください。尚、当選は発送を持ってかえさせていただきますのでご了承ください。

すべて日本初公開の90点の作品とぜひ時代を超えた交流をしてみてください。

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